『空海散歩』今、1250年の時空を超えて空海が蘇る

 

『空海散歩』(筑摩書房)は、空海の名言2180句に解説と法話を付けた記念全集です。

 

弘法大師御誕生1250年を記念して2023年までに全10巻が刊行されました。

 

「空海散歩」の各巻は、空海の名言に基づいて真言僧をはじめ各界で活躍する出筆者が様々なテーマを探求し、現代に蘇る空海の言葉を法話として綴っています。

 

例えば、「空海散歩 第1巻 苦のすがた」では、「苦のすがた」221句について、また、「空海散歩 第10巻 大日の光」218句では、最高の智慧をもちこの世のすべてを照らす大日如来の働きと仏への道を解く大切さについて、それぞれ解説しています。

 

空海の思想や教えを深く理解するための素晴らしい手引書となっています。

 

それぞれの巻で、空海の教えの異なる側面を深く探求しており、読者に深い洞察を提供します。

 

弘法大師空海をぜひ身近に感じていただき、人生の羅針盤としていただければ幸いです。