最強の真言とは、怨敵退散や悪魔調伏などにおいて、最も強力な霊験を発揮する真言のことです。
真言は、「真実の言葉」とされ、仏教の修行において重要な役割を果たします。
真言の唱え方は、日常生活で心の平穏を見つけるための強力なツールとなります。
真言を唱えることで、さまざまな効果を得られます。
そこで、この記事では、最強の真言の唱え方について詳しく解説します。
最強の真言の唱え方の基本ステップ
まず、静かな場所で集中することが重要です。外部からの干渉を最小限にしましょう。
次に、下記の3つのポイント(肉体→神経→精神の流れ)をしっかりと押さえます。
① 快適な姿勢
長時間座っていられるリラックスした姿勢や、あなたが快適な姿勢を選びましょう。痛みや不快感を引き起こさないようにしましょう。
② 深呼吸
深呼吸を通じて体と心を静めます。数回深呼吸を行い、緊張を緩和しましょう。
③ 意識の集中
真言に焦点を合わせ、観音様など好きな仏様のイメージをします。
他のいろいろな事柄が心に浮かんでも、それに意識をとめず、判断せずに静かに元の状態に戻します。
なお、最初から完璧を求めず、じっくりと時間をかけることが大切です。
毎日少しずつコツコツと続けることで、効果が徐々に現れます。
真言は日常生活のストレスから解放され、内なる平静を見つけるのに役立つ強力な手段です。
また、お唱えすることによって、諸神仏との仏縁が深まります。
最強の真言によって、さまざまな「現世利益」を得られます。
その中でも特に以下の効果が期待できます。
● 対人トラブルが解決する
● 金運が上昇し、幸運が訪れる
● 災厄から逃れることができる
● 病気が治る
● 心身が浄化される
「真言」とは、サンスクリット語の「マントラ」(मन्त्र Mantra)の音訳です。
「真実の言葉」や、「秘密の言葉」という意味を持ちます。
古代インドでは言葉に不思議な力が宿ると信じられてきました。
真言には言霊のような魂が宿り、神や仏といった目に見えない偉大な存在、その守護や恩恵を授かる神秘的な音の響きであると考えました。
そこで、真言に秘められている深い意味を翻訳せずサンスクリット語(雅語)のまま漢字で音写し、それがわが国にも伝えられました。
真言は、仏教の諸宗派で唱えられています。大日経や金剛頂経など密教の経典が成立すると、真言は悟りを求め成仏するための手段として広く用いられるようになりました。
最強の真言を唱えるときは、以下のポイントを押さえましょう。
●正しい発音で唱える
※ 丹田を意識し、振動させるように唱えます。
●心を込めて唱える
※ 集中力・忍耐力
●毎日継続して唱える
※ 継続は力なり
最強の真言のご紹介をします。
まずは、インスピレーションを大切に、ピーンときた真言を選び、心静かに何度も繰り返して聞くようにしてみてください。
● 不動明王真言
● 愛染明王真言
● 孔雀明王真言
● 十一面観音真言
● 光明真言
最強の真言は、コツさえマスターすれば誰でも唱えることができるようになります。
ただし、一朝一夕にすぐ効果を実感することはやはり難しいです。
そこで、まず真言を実際に耳にしたり、唱えたりして慣れ親しむことからはじめてみてください。
私の場合は、これまでチベットやインド、ネパールなどで修行をしてきた時の要素、チャクラ、プラーナ、クンダリニー、中央脈管・気管・脈管(ウマ、ナーディ)など、
さらに、タントラ系ヨーガのムドラー、クンバカ、バンダなどをおこないながら、そして、三密(身・口・意)、肉体 → 神経 → 精神の流れを意識したタントラ瞑想をし日々「最強の真言」を唱えれるよう修練しています。
千里の道も一歩から、正しい姿勢、発音、瞑想、毎日継続して唱えてみてください。
やがていろいろな効果、現世利益を実感できるようになると思います。
※ 頭頂(百会)のサハスラーラチャクラは、やはり千手観音様と深く関係しているようです。